【体験談】心身の老廃物やストレス、不安を取り除いて前を向く勇気をくれた!

私に勇気をくれたラフィーラ

 

自宅でもラフィーラ体操を実践されているK・Sさん(写真右) ラフィーラ歴4年IMG_5174

 

★ラフィーラを始めたきっかけを教えて下さい。

きっかけは、還暦を迎えようとしているのにいまだに好奇心おう盛な母の勧めでした。私より先に体操を始めていた母は、ずっと誘ってくれていましたがなかなか足が向きませんでした。

ある朝、不覚にも自宅の階段で足を滑らせて見事に下まで落ちて、尾骨を骨折しました。数ヶ月経っても、ふとした際に痛みがあり、おしりをかばうように生活していました。そんなある日、「ここぞ!」とばかりに母にラフィーラ体操へ連れ出されたのです。

★レッスンを受講していかがでしたか?

家の階段で滑る程ドジな私は、運動がとても苦手です。ボーリングでは手と足が一緒に出てしまいますし、唯一好きな水泳では兄に「溺れているの?」と聞かれる始末です。当初レッスンに行くのはとても抵抗がありました。しかし始めてみると、先生のようにはできなくても体が気持ち良くなっていくのがわかりました。そして、レッスンに通い続けるうちに、体の老廃物だけでなく、心のそれも取り去ってくれるように感じたのです。日々の生活でのストレスや将来の不安など、知らない間に私の心にたまってしまった負を取り除いてくれるように思えたのです。

★ラフィーラを続けることで得られた変化を教えて下さい。

運動の苦手意識と同じで「できない」と決めつけてしまって後ろ向きになっていった私を、ぐいっと体をねじるように「前はこっちだ」と、正しく教えてくれたのです。重くこり固まっていた私の心を軽くし、脳みそのスイッチをオンにして思考開始させてくれたのでした。柔軟な心と頭で考えた結果、「やるだけやってみよう!」と思えた私は、やりたいことに挑戦する決心が出来ました。

「好きなものは好き」と、もう一度6年間勉強してきたアートの世界へ踏み出す勇気が沸いてきました。その結果、家族会議で満場一致で反対されたケニア渡航も、やりたい気持ちを貫き半ば強引に了解を得て出掛けることが出来ました。一ヶ月の滞在中、スラム街の子どもたちとのワークショップへ参加し、世界遺産に登録されているラム島で地元の方たちと触れ合うことが出来ました。ヨーロッパやアジアの先進国での滞在経験はあり、日本の素晴らしさは再確認しているつもりでした。もともと「比較」という概念に疑問を持っていましたが、それがいかに偏ったことであるかを知ったように思います。

私たちが生まれ育った先進国の是と、彼の地のそれはあまりにもかけはなれています。この経験は、数年経った今も、私を自分の目指す「幸せ」について考えさせ続けてくれています。それは生まれた国や環境に左右されるのではなく、「自分」が決めるのだと考えられるようになりました。

★ラフィーラはどういう存在ですか?

まだまだ長い人生、挑戦はまだまだ続くので前を向き続ける為にも体操は止められません。東京在住のため本山のスタジオへ行くのは名古屋の実家に帰った時位ですが、スタジオでのレッスンを思い出しつつ、本を見ながら自分で自分を勇気づけて、狭い部屋にヨガマットを敷いて体操しています。