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ラフィーラ体操のアンチエイジング効果

西村勉 1、 手良向聡 1、 多田春江 1、 シュウ・ビン 1、 福島雅典 1
大原寿美 2
 1 京都大学医学部探索医療センター検証部
 2 (株)ヘルシーライフクラブ

【目的】
全く新しいコンセプトに基づく運動であるラフィーラ体操を定期的に行っている 人々を対象に、身体面・精神面への効果を評価する 。
【方法】
全国16施設でラフィーラ体操を実践している700人を対象にアンケート調査を 行った。アンケートは全57項目で6つの尺度(症状の変化・疾患の変化・ 身体面の変化・精神面の変化、その他の変化、その他)からなる。各調査項目と 年齢、継続年数、週当たりのレッスン回数との関連性をSpearmanの相関係数を 用いて解析した。
【結果】
アンケートの回答者は654名で回収率は93%であった。平均年齢は53.3歳 (範囲17-85歳)、女性が588人(89.9%)であった。50歳以上の占める割合は 60%を越えていた。過半数の人々が、週1回レッスンを受けており、20%弱が 2回以上受けていた。また、2年以上継続している人は約半数に達していた。
尺度別に最も多く報告された改善変化として、症状では肩こり(46.2%)、 疾患では自律神経失調症(6.7%)、身体面の変化では姿勢がよくなった (50.6%)、精神面の変化では心身の状態に注意を向けるようになった(40.8%) であった。
解析の結果、姿勢がよくなった、体力がついた、若く見えるといわれる、 薬を飲まなくなった等の報告割合は継続年数と有意に(p<0.05)創刊した。 病院に行かなくなった、若く見えるといわれる、スタイルがよくなった等の 報告割合は、レッスン回数と有意に創刊した。さらに、関節の痛みが改善した、 転びにくくなった等の報告は、年齢とともに改善割合が有意に上昇した。
【考察】
本調査から、多くの人々がラフィーラ体操を続けることによって、様々な症状 の改善を経験しており、身体と精神の両面での効用として、姿勢がよくなった、 体力がついた、リラックスできるようになった、疲れにくくなった等を認めた。
また、多くの調査項目での改善割合が継続年数、レッスン回数と相関していた。 加えて、関節痛の改善、転びにくくなった当の項目で、年齢とともに改善割合が 高まったことは、高齢者医療上、注目に値する結果であると考えられる。