深い呼吸を身につけ基礎代謝を高める健康体操ラフィーラ

 

ラフィーラとはヒーリングフィーリングを表す言葉
人には本来、常に健康を維持しようとする手当て「ヒーリング」の力が備わっています。
その力を自覚「フィーリング」し、最大に引き出していくという意味を込めて名付けました。
自己に備わる能力を自覚するということは健康を得る上で最も大切なことなのです。

ラフィーラ考案者 大原寿美先生に質問

Q:ラフィーラはどんな体操なんですか?

A:栄養素を運ぶための運動です。

体を構成している60兆個にも及ぶ細胞はその機能に合わせて再生しながらその働きを保っています。例えば、白血球で2週間、赤血球は120日、胃の細胞は3日、腸の細胞は24時間でその命を終え、新しい細胞に入れ替わります。折れた骨が繋がるのも傷ついた皮膚が元通りになるのも毎日のように新しい細胞が生まれているからなのです。しかし、この生まれ替わるスピードは年齢と共に遅滞します。それを少しでも補い速やかにさせるため、即ち持続する若さのためにラフィーラ体操は生まれました。
細胞の生まれ替わりに必要なエネルギー源は日々の食事で摂取します。それが体の中で血液や体液に形を変えて全身に送り届けられ細胞を作る原料となります。そして、この原料を体にするために不可欠なのが酸素です。血液中の酸素が少ないと栄養は消費されません。ラフィーラは体操の動きと共に深い呼吸を繰り返し鍛錬します。
いくらしっかりエネルギー源を摂ったとしても酸素不足であれば不完全燃焼となり、そしてそれは、新しく細胞を生む代わりに贅肉や毒素等に変化してしまうのです。
ラフィーラ体操は深い呼吸と共に全身を隈無く運動させることで、全身の細胞に速やかに効率良く酸素と栄養素を送り届けます。
成長が止まった頃、一般的に25歳くらいから細胞再生の遅滞は始まります。少しでも早くからラフィーラ体操を始めることで健康寿命を永らえる事が出来るでしょう。

Q:初めてラフィーラのレッスンを体験しました。
  体操すると体が軽く感じられるのは全身の血液循環が良くなるからですか?

A:体操することで全身バランスが整い、全身で体を支えることが出来る様になるからです。

家事や仕事等の日常生活や好きなスポーツでの動きには偏りが生じ一部分に負担が掛りやすくなります。こうした偏りは負担の掛る部位の老化を早め凝りや痛みの原因となります。ラフィーラ体操では、普段はあまり使われない部位を使います。逆によく使われる部位は休ませ全身バランスを高めます。バランスのとれた全身で自分自身を支えるということから体は軽く疲れにくく感じるのです。

ヒーリング体操ラフィーラの特徴

  1. 新陳代謝
    全身を隅々まで動かすことで細胞間呼吸を活発にし、肺呼吸を深め新陳代謝を促します。
  2. 健脳
    日常使わない身体の部分を動かすことで脳も十分に活躍させ、そのはたらきを広げます。
  3. セルフ整体
    生活習慣などによる身体の歪みを整え、身体の凝りや痛みを自分自身の力で解消します。
  4. 呼吸法
    腹式呼吸を身につけることからインナーマッスルが鍛えられ、基礎代謝が高まることで肥満を防ぎ、若さと健康を増進します。

ベーシックな体操をご紹介します

ショルダーラフィーラ(上肢を整える)

脇の下から腰迄を引き上げ、左右の肩を整えることで、上肢の血液、リンパ液の循環を促し、
肩・首の筋肉の凝りを和らげ痛みを緩和する。

  1. ショルダーラフィーラ正座になり、両腕を頭上に伸ばし右手で左肘をつかむ。
  2. 息を吸いながら腕を十分伸ばし、吐きながら左側に倒す。
    吸いながら戻す。2回行う。
  3. 反対側も同様に行う。
  4. 両腕を指先迄十分に伸ばし吐きながら脇に下ろす。
  5. 両肩を耳に引き寄せ吐きながら後方に引いてから下ろす。2回行う。

レッグラフィーラ(下肢を整える)

鼠径部を伸ばすことで、左右の脚の長さや骨盤を整え、下肢の血液、リンパ液の循環を促し、脚のむくみを解消し、股関節、腰の痛みを緩和する。

  1. レッグラフィーラ膝立ちになり、左足を前に出し両手を膝に置く。
  2. 息を吐きながら腰を深く落とし吸いながら戻す。2回行う。
  3. 左足を戻して膝立ちになり、右足も同様に行う。

 

 

本部スタジオレッスン風景

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